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逆子と授かる力・産む力について〜助産師さんとの対談

from:やまざきよしひろ


当院の患者さんの助産師のMさんとのお話をシェアしたいと思います。

逆子について

妊娠30週以降で逆子になってしまうのは、何らかの問題がある。

赤ちゃんは優秀なので、下からは出て来れないのを察して、頭を上に向けて危険だという事を知らせてくれる。
頭位でも、陣痛が始まると、心拍を落として知らせてくるのも、何か危険な事があるというのを知らせてくれているので、この場合は迷わずに帝王切開に移ります。下手をすると命を落としてしまいますので。

羊水が少ない、へその緒がからんでいる、骨盤にお尻がはまっている、下半身が冷えているなど、さまざまな理由で逆子になってしまいます。西洋医学での逆子の原因は不明ですので治療する事は出来ません。

鍼灸では逆子の治療をしていますが、やはり返る方と返らない方ハッキリ分かれます。

返る率は80%です。ほとんどの方が返るのですが、どうやっても返らない方もいます。

返らなかった人たちには、帝王切開時に胎児の位置関係や状態を聞いてもらうのですが、

へその緒が短かった、首に絡まっていた、お尻が骨盤にすっぽりハマっていたなどの、どうやっても回転出来ない状態になっている方がほとんどです。

ですので、鍼灸で回転が見られるのは、物理的には回転を妨げる問題がない場合です。

胎動は大きいのに逆子が回転しない方は、鍼灸を受けてみられると良いと思います。

私の院でもそうですし、提携先の助産院でも同じデータが取れていますが、
高度生殖医療(体外受精)を受けて授かった方の逆子のリスクが非常に高いです。
これについてお話をしてみました。

授かる力と産む力

まずは、授かる力と産む力を別々に考えます。

授かる力は妊娠する力、産む力は妊娠を継続させて出産までたどり着く力です。

授かる力が弱いのに、産む力が強い何てことはありません。

高度医療生殖医療の進歩で、授かる力が弱くても妊娠出来るようになりました。

元々授かる力が弱い方が体外受精などで妊娠しているので、やはり妊娠中のリスクが高いです。

つわりがひどかったり、妊娠中毒症や切迫、そして逆子などのリスクが、

タイミング法や人工授精で妊娠された方達よりずば抜けて高いです。

やはり帝王切開になる確率も高いので、やはり産む力を高めていくことも大切なのは言うまでもありません。

当院でも、妊娠16週を期に卒業する方もいますが、
体外受精で授かった方は臨月まで通われる方が多いです。

授かった後は産む力にフォーカスをして施術や指導をしていますので、
継続して来院している方は安産につながります。

年々難産が増えている

助産院には20代から35歳の方が多く出産されます。
35歳以上の方は総合病院や大学病院を選択するのがセオリーとなっていますので、

比較的若いはずなのに難産が増えているようです。

妊婦健診で妊娠中にスクワットの指導が入るのですが、出来なくて尻餅をついてしまう人が多数。

とにかく足腰が弱い!!お尻が小さい!!

モデルさんにあこがれて、ただ細いだけの人が多い。
筋力がないので子宮が下がってきて、切迫につながる事も多いようです。

実際のところこれは私も感じていました。足腰の弱りが骨盤の歪みに直結して、
授かる力・産む力が弱くなってしまいます。

並行して、食べているものが悪すぎる指摘もありました。

ジャンクフード・油・糖などの品質低下が大きな原因だと思います。

質の良いもの、人工的な手の加わっていないものを積極的に取れば、体の状態は良くなる。

とにかく体の状態が悪い人が多すぎます。食事・運動などの体づくり根本から崩れているので、今後の日本が心配です。
と仰っていました。

私も同じ意見です。引き続き治療と生活指導で、多くの方に授かる力と産む力を高めていきます。

神奈川県横浜市青葉区1-28-4-1F
東急田園都市線青葉台駅徒歩6分。

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